教育旅行2751校22万人 21年度福島県内、新型コロナ影響続く

 

 県が24日公表した2021年度の県内教育旅行入り込み調査によると、学校数は2751校、延べ宿泊者数(県内外の小学生~大学生)は22万2424人だった。宿泊者数は新型コロナウイルス禍前の19年度(51万6525人)と比べて半数以下で、感染症の影響が依然として残る一方、過去最低だった前年度の2倍強となり、回復の兆しもみられた。

 県によると、コロナを理由に教育旅行を中止した学校は2825校(前年度比141校増)、宿泊者数は33万6351人(同1230人減)で、関東を中心に目立った。県は昨年4~9月に関東7都県を含む最大21都道府県が断続的に緊急事態宣言下にあったことが影響したと分析する。

 宿泊者22万2424人の内訳は、県内3万7539人(前年度比50.1%増)、県外18万4885人(同148.7%増)。県外は埼玉県が5万2133人と最多で、茨城県(3万1169人)、宮城県(2万6103人)、東京都(1万7992人)、栃木県(1万3832人)と続いた。学校数は県内が984校(同55.2%増)、県外が1767校(同48.6%増)だった。

 本県の教育旅行の入り込み数は、07年の8193校、74万7549人が最多。東日本大震災前までは約8000校、70万人前後で推移していたが、11年度には約2000校、約13万人まで減少した。その後、回復したが、全国的に感染症が拡大した20年度は1823校、9万9361人と過去最低となった。

 調査は県内の民間、公共の568施設を対象にアンケート方式で行った。87%に当たる494施設から回答があった。