浜通りで起業、若手支援 伴走型プロジェクト、第2期4人採択

 
起業を通じて浜通りでの新しいまちづくりに挑戦するプロジェクト第2期採択者

 浜通りの新しいまちづくりのため起業する若者を支援する「HAMADOORI(はまどおり)フェニックスプロジェクト」は24日、第2期の支援対象者4人を発表した。4人はそれぞれ、古民家での滞在型体験事業や乗馬体験などを展開する計画で、浜通りの環境や産品を生かしたにぎわい創出などに取り組む。

 同プロジェクトは、浜通り13市町村の若手経営者らでつくる連携団体「HAMADOORI13(サーティーン)」と東日本大震災復興支援財団が連携した起業支援の枠組み。支援対象となると最大で3年間、事業費の一部について年額1000万円未満の補助を受けることができる。事業には、HAMADOORI13の経営者が地元の先輩として伴走型で支援する。

 今回支援対象に選ばれたのは、大場美奈さん(28)=いわき市出身、神瑛一郎(よういちろう)さん(27)=東京都出身、手塚純教(あつのり)さん(28)=富岡町出身、渡辺優翔(ゆうと)さん(21)=須賀川市出身=の4人。

 大場さんは、広野町で古民家を活用した滞在型の体験事業を展開する。神さんは南相馬市で、誰でも気軽に乗馬を楽しむことができるような「乗馬ジム」開設を目指す。手塚さんは富岡町で、コスプレなどを含めたテーマパークのような写真スタジオの経営を計画。渡辺さんは同町で、花からとった酵母でつくるカクテルづくりの事業化を図る。

 大熊町で行われた認定書授与式では、HAMADOORI13の吉田学代表が「皆さんの期待やわくわくの気持ちをHAMADOORI13のみんなで共有し、事業を進めていけるようにしたい」とあいさつした。東日本大震災復興支援財団を代表し、三沢恒夫顧問が激励した。