福島市役所...多用途機能の新拠点 本庁舎西側に整備着工スタート

 
イラスト上=「(仮称)市民センター」(中央)と立体駐車場(左)の完成予想図。右端は現在の市役所庁舎  イラスト下=「(仮称)市民センター」の1階吹き抜けの内観イメージ

 24年度完成へ安全祈願祭 

 福島市が市役所本庁舎の西側に整備し、2024年度中に完成する5階建ての複合施設「(仮称)市民センター」は、市民交流機能や議会機能、防災機能を持ち、市民が多くの用途で活用できる拠点となる。本体工事の着工に先立ち、24日に現地で安全祈願祭が行われた。
 
 1~2階は市民交流機能、3階は行政・市民兼用の会議室、4~5階は議会機能となる。立体駐車場も建てる。全体事業費は約80億円。1~2階には講演や演劇、音楽に使用できるホールや、複数の講義室、音楽練習室、調理室・講義室、カフェなど充実した機能がある。

 安全祈願祭は、福島稲荷神社の丹治正博宮司が斎主を務めた。くわ入れは、施工業者を代表して山下設計の藤田衛副社長、佐藤工業の八巻恵一社長、木幡浩市長が行った。真田広志市議会議長が「市民に親しまれ、最大限活用されるようにしてほしい」とあいさつした。

 市民センターは、公共施設などを再編整備する「風格ある県都を目指すまちづくり構想」の一つ。老朽化した中央学習センターや敬老センター、市民会館の機能を集約し、従来の市役所西棟構想を再編して統合した。木幡市長は「まちがにぎわう復興創生の新ステージが本格化していく」と語った。