福島市、ごみ減量届かず 地震など災害やコロナ影響除外しても

 

 福島市で昨年度排出されたごみについて、地震などの災害や新型コロナウイルスの影響で発生した分を除いても、市民1人1日当たりの排出量は、減量の目標を達成できないことが25日、市の試算で分かった。市は今後、「ごみ処理の有料化について社会情勢などを考慮し検討する」としている。

 市の試算では、昨年度ごみ排出量10万9032トンのうち、5845トンが災害やコロナの影響で発生したと推定される。これを考慮すると1人1日当たりの排出量は999グラムとなるが、市が目標とする890グラムとは乖離(かいり)している。市は2019年度から昨年度までの3年間、「ごみ減量大作戦」を展開した。

 試算は同日開かれた市廃棄物減量等推進審議会で報告された。同審議会はごみ排出量の目標が3年間で達成できない場合、ごみ処理の有料化はやむを得ないとする答申を行っている。次回の審議会は12月に開催予定。