相馬、いわき両市で産地ツアー 福島県、バイヤー招き売り込み

 
県産の水産加工品を手にするバイヤーら=相馬市・浜の駅松川浦

 県は25日、県産の水産加工品の販路拡大を図ろうといわき、相馬両市で生産現場を巡る産地ツアーを初めて行った。首都圏の百貨店やスーパーマーケットなどの購買担当者(バイヤー)に県産品の安全性とおいしさをアピールした。

 22社のバイヤーが参加した。いわき、相馬両市に分かれて加工場などを訪問、生産過程や開発にまつわるエピソードを聞き取った。

 このうち10社が参加した相馬市では、バイヤーが市内の割烹(かっぽう)やましたを訪れ、相双地域で近年水揚げが急増している天然トラフグを試食した。相馬双葉漁協では放射性物質の検査状況などについて説明を受けた。

 地元の特産品が並ぶ浜の駅松川浦、特産のアオサなどを取り扱うサンエイ海苔(のり)本社工場やマルリフーズも訪問した。参加した東急百貨店(東京都)の平山幸雄上席バイヤーは「お中元やお歳暮の時期に向けたお取り寄せグルメを探したい」と話した。

 26日にはJヴィレッジで県内の水産加工事業者17社とバイヤーによる商談会が開かれる。