福島で「初霜」 県内各地で今季最低、南会津は氷点下3.8度

 
霜で白く覆われた道路脇の草=27日午前6時35分ごろ、福島市大森

 福島地方気象台は27日、福島市で初霜を観測したと発表した。10月の初霜の観測は2004(平成16)年以来18年ぶりで、平年より16日、昨年より23日それぞれ早い。南会津町、金山町、玉川村では10月の観測史上最低気温を記録するなど各地で今季最低となった。

 気象台によると、27日朝は地表の熱が大気中に奪われる放射冷却の影響で気温が下がり、南会津町で氷点下3.8度、玉川村では同0.3度を観測した。金山町は2.3度で、福島市でも2.9度まで下がった。

 福島市大森地区では、市民が凍えた手をこすりながら足早に仕事先などに向かう中、霜で白く覆われた道路脇の草が朝日を浴びて輝いていた。

 28日は高気圧に覆われ、晴れる見込み。ただ明け方にかけて平地や山沿いの広い範囲で冷え込みが強まり、霜が降りるとみられ、気象台は霜注意報を発表して農作物の管理に注意するよう呼びかけている。