未来照らす最先端ロボ、専門家ら紹介 南相馬でイノベ構想セミナー

 
ロボットの開発秘話を語る五十嵐会長

 浜通りに新産業を集積する福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想の取り組みを伝える「見える化セミナーinみなみそうま」が27日、南相馬市で開かれた。ロボット開発に携わる専門家らが最先端技術を紹介し、復興と経済成長に向けた展望を共有した。福島イノベーション・コースト推進機構の主催、市の共催。

 約50人が参加。2部構成で行われ、1部では古田貴之千葉工大未来ロボット技術研究センター所長が「ロボット技術と未来社会」と題して講演した。古田氏は「技術は生鮮食品と似ている。いかに早く世の中に送り出し、普及させるかが重要だ」と強調した。

 南相馬ロボット産業協議会の五十嵐伸一会長は「ワールドロボットサミット2020福島大会」で準優勝した災害対応ロボット「MISORA(ミソラ)」の開発秘話を語った。五十嵐氏はロボット開発について「作り手の人格も大切。使う相手に心を寄せなければ使ってもらえる機械は生まれない」と持論を述べた。

 2部では「ロボット振興ビジョンが目指す、将来の南相馬市」をテーマに古田、五十嵐両氏ら5人がトークセッションに臨んだ。