制御棒など11月取り出しへ 第1原発3号機プール、下旬にも着手

 

 東京電力は27日、福島第1原発3号機使用済み核燃料プール内に残っている制御棒などの機器について、11月下旬にも取り出しを始めると発表した。使用済み核燃料プールからの機器の取り出しは第1原発1~4号機の中で初めて。2025年度中の完了を目指す。

 3号機使用済み核燃料プールでは、566体あった核燃料の取り出しが昨年2月に完了した。今回はプールに残っている制御棒や核燃料を囲っていた「チャンネルボックス」、ボックスを固定する「チャンネルファスナー」などを運び出す。

 東電は作業の大部分を遠隔で行い、核燃料の取り出しで使った「キャスク」と呼ばれる輸送容器やクレーンを活用。機器を取り出した後は、高線量の廃棄物を貯蔵している「サイトバンカ」と呼ばれる建屋や固体廃棄物貯蔵庫で保管する。