福島県内研修医110人内定 3年連続100人超え、来年度19病院に

 

 厚生労働省などは27日、来年度の卒後臨床研修を希望する医学部生らと、研修医を受け入れる大学病院、臨床研修病院とをつなぐマッチング(組み合わせ決定)の結果を発表した。県内19病院に110人(前年同期比3人減)が内定し、現在の研修制度が導入された2004(平成16)年度以降で3番目に多かった。

 内定者が100人を超えたのは3年連続で、県医療人材対策室の担当者は「内定者は昨年度より減少したが、前向きに捉えたい」と評価した。

 一方、定員の合計に占める充足率は65.9%(前年同期比2.6ポイント減)で、担当者は「十分とはいえないので、各病院の状況を分析し、情報発信するなどして研修医の県内定着を図っていきたい」とした。

 県内19病院のうち、定員を満たしたのは大原綜合病院、星総合病院、竹田綜合病院、いわき市医療センター、わたり病院、寿泉堂綜合病院、白河厚生総合病院、公立藤田総合病院、会津中央病院、福島医大会津医療センター付属病院、福島赤十字病院、公立相馬総合病院の12病院だった。

 卒後臨床研修は、医学部生らに卒業後2年間、各診療科での研修を義務付ける制度。医師不足解消を目指し、県や各病院が研修医の確保に努めている。