創立100周年、革新と発展へ 福島大経済経営学類、節目を祝う

 
約360人が出席し、節目を祝った式典

 福島大経済経営学類の創立100周年を祝う記念式典が29日、福島市で行われた。関係者が節目を祝うとともに次の100年に向けて飛躍を誓った。

 同窓生、来賓ら約360人が出席した。大会会長の佐藤慶吾信陵同窓会長が「100年の歴史と伝統に敬意を表しつつ、新たな100年に向けてさらなる革新と発展を切に願う」と式辞を述べた。三浦浩喜学長、末吉健治経済経営学類長があいさつし、鈴木正晃副知事らが祝辞を述べた。

 100周年記念事業として、佐藤会長が三浦学長に5500万円の教育支援基金などの目録を贈呈。佐藤会長は同窓会の発展に寄与した歴代会長に感謝状を贈った。福島民友新聞社から菊池克彦常務が出席した。

 経済経営学類は、1922(大正11)年に同市森合に開校した福島高等商業学校が前身。49年に新制大学の福島大経済学部となり、81年に金谷川地区に移転した。各界に2万5000人余りの同窓生を輩出している。

 農業とロボ先行研究を受託 国際研究機構と連携

 三浦浩喜学長が記念講演し、来年4月に浪江町に設立される福島国際研究教育機構に関し「農業とロボットの分野で先行研究の受託が決まった」と明らかにした。

 具体的な研究内容は示さなかったが、三浦学長は「他の分野でも地元大学として参画しなければならない。期待していただきたい」と述べた。またウクライナ情勢など社会を取り巻く課題が複雑化する中、「新しい社会の在り方を研究していくのが大学の課題。先を見通した人材育成に取り組む」とした。

 講演後、地域課題の解決に取り組む学生が研究活動を発表した。