電動三輪車、大熊の「足」に シェアリングサービス実証始まる

 
電動三輪ミニカーを試乗する利用者

 大熊町は1日、電動三輪ミニカーを使ったシェアリングサービス「おおくまGOGO!シェア」の実証実験を始めた。東京電力福島第1原発事故からの復興に向け、地域交通の再生が課題となる中、1人乗りの小型モビリティーが、地域の新たな移動手段になるか検証する。電動三輪ミニカーのシェアリングサービスは県内初。実証は12月28日まで。

 都市再生機構(UR)が町から委託を受け、タイズスタイル(大熊町)が運営する。交流施設「linkる大熊」、起業支援拠点「大熊インキュベーションセンター」、地域活動拠点「クマプレ」の3カ所に乗り降りする「ポート」を設け、計7台配置する。24時間利用でき、料金は30分間50円。利用には普通自動車運転免許や登録が必要で、初回の30分は無料。

 町は原発事故の教訓を踏まえた脱炭素化の推進、交通環境の再生を図る乗り物として、小型モビリティーの効果的な導入の検討を進めている。町内の公共交通機関が少ない中、町民や町を訪れた人たちの移動手段として今後確立できるかを探る狙いがある。大熊インキュベーションセンターで試乗した林暁甫さん(38)は「手軽に楽しめる。ゆっくりと町内を巡るのも面白そうだ」と話した。

 問い合わせはコールセンター(電話080・5811・4416)へ。