取材で感じた会津の魅力 若松でシンポ、報道各社が紹介

 
マスコミ各社の代表が会津の魅力について語り合ったシンポジウム

 会津地方振興局は3日、福島県会津若松市で会津地域自治体広域連携シンポジウム「7人のマスコミが見た会津」を開いた。会津で取材活動する報道各社がパネリストとして参加し、「人の営みで出来上がった歴史」など、取材を通して感じた会津の魅力を発信した。

 2部構成で、第1部は各社が新聞記事や映像を使って歴史や文化のほか、全線で運転を再開したJR只見線を紹介。四季折々の風景など豊かな自然、バラエティーに富んだ食、地域資源に磨きをかける人たちが会津の魅力であると訴えた。

 第2部では高野武彦振興局長が進行役となり、パネル討論を行った。パネリストの一人は、ダム造成や災害復旧のための堤防工事など奥会津の自然の風景が変わっていく様子について言及。「過度な開発は問題だと思うが、災害復旧など必要な工事で景色が変わるのは自然や人の営みの歴史。この景色になった背景を考えてもらうことが大切だ」と指摘した。

 「『広域』をキーワードにした会津の魅力」のテーマでは、福島民友新聞社の小池正博若松支社長が「会津のキリシンタン文化など、まだまだ紹介しきれていないものがある。ストーリー性は大切で、広域的に紹介すると面白いのでは」と提案した。別のパネリストは「会津の魅力」の問いに、会津本郷焼の割れたかけらを金継ぎの技法でアクセサリーにしているブランドを紹介。「こういう努力やストーリーが会津の宝だと思う」と述べた。

 シンポジウムの様子は動画投稿サイト「ユーチューブ」の会津振興局復興支援・地域連携室のチャンネルで見ることができる。