福島県内で新型コロナ682人感染、4人死亡

 

 福島県は4日、県内で新たに682人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。また新型コロナに感染して県内の医療機関に入院していた4人が亡くなったとも公表した。内堀雅雄知事は県感染症対策本部員会議で「今週に入り(感染者数が)2日連続で1500人を超えるなど感染が再拡大している」とし、季節性インフルエンザとの同時流行を見据えた「予防と備え」を進めるよう訴えた。

 4人は60代と年代非公表の女性、80代と90代の男性で、いずれも10月中旬までに亡くなった。県内の死者は計308人となった。

 今週は、前週の同じ曜日より多い日が続くなど再拡大がみられる。直近1週間の人口10万人当たりの新規陽性者数は416.17人で、都道府県別で5番目に多い。県アドバイザーの金光敬二福島医大教授は「再び増加に転じている。10万人当たりの感染者数は都道府県の中で最も悪いグループにあることも知ってほしい」と指摘した。

 内堀知事は「警戒感を持ってさまざまな場面で換気など基本的な対策を徹底してもらうとともに、インフルエンザとの同時流行を見据えた『予防と備え』を進めてもらうことが重要だ」と述べ、ワクチン接種に加え、薬などの備蓄を訴えた。

 県内での感染確認は延べ21万2141人となった。重症1人を含む276人が入院しており、病床使用率は36.3%。303人が宿泊療養している。682人の医療機関の所在地別内訳は、郡山市125人、会津保健所管内66人、県南保健所管内56人、福島市53人、いわき市と相双保健所管内が各47人、県中保健所管内46人、県北保健所管内40人、南会津保健所管内はいない。「県陽性者登録センター」は202人だった。