元田村市職員の男、加重収賄で追起訴 贈賄で会社役員在宅起訴

 

 田村市発注の公共工事の予定価格を業者に漏らし、見返りとして接待を受けたとして、福島地検は4日、加重収賄の罪で、郡山市富久山町福原字泉崎、元田村市職員の武田護容疑者(47)=受託収賄罪で起訴=を追起訴した。また、贈賄の罪で田村市の土木建築会社の40代会社役員の男を在宅起訴した。

 同地検によると、在宅起訴したのは、田村市の秀和建設代表取締役の吉田幸司被告。

 起訴状などによると、武田被告は市原子力災害対策室に勤務していた2019年6月12日~11月9日までの間に、市発注の除染で出た土壌の輸送業務に関する指名競争入札4件の設計金額を吉田被告に漏らし、見返りとして郡山市の飲食店などで約16万円相当の飲食接待の提供を受けた、としている。また吉田被告は武田被告から情報を受けて飲食接待した、としている。

 捜査関係者によると、贈賄罪の公訴時効が3年のため、吉田被告の立件額は数万円にとどまるという。