「大熊キウイ」22年初の実り ほ場見学会、栽培やスムージー紹介

 
クラブのほ場でキウイのスムージー作りに取り組んだ福島大の学生たち

 大熊町の特産品だったキウイの栽培に取り組む任意団体「おおくまキウイ再生クラブ」は3日、同町大川原地区にあるキウイのほ場で見学会を開いた。栽培3年目を迎え、今年初めて実がなった様子を町民らに披露したほか、キウイを使ったスムージーを紹介した。

 クラブはキウイ作りを通じた町民らの交流拡大などを目的に、UR都市機構職員や町職員、東京電力などの関係者ら有志が2019年12月に設立した。大川原地区の農地に苗木18本を植え、千葉県香取市で事業再開した大熊町の果樹農園「フルーツガーデン関本」の指導も受けて、栽培を続けてきた。

 見学会は福島大の地域実践学習の受講生、全国の大学生でつくる学生団体「みんなで大熊町づくりプロジェクト(みんくま)」の協力で開催。学生らは農業を通じた雇用促進事業などを手がけるコネクトアラウンド(東京都)の協力を得て、野菜などを使った健康志向のキウイスムージー作りに取り組み、来場者に紹介した。

 クラブ代表の栗城英雄さん(42)は「大熊町内でキウイ復活の動きがあることを来場者に知ってもらえた。キウイを通じて交流の輪を広げていきたい」と話した。