ありがとう、らぶ駅長 会津鉄道お別れ会、県内外のファンら献花

 
献花台に手を合わせる人たち

 会津鉄道芦ノ牧温泉駅(福島県会津若松市)の「ねこ駅長」として親しまれ、先月永眠した2代目名誉駅長「らぶ」のお別れ会が5日、同駅駅前広場で開かれた。参列者がらぶとの思い出や感謝を胸に別れを惜しんだ。

 会津鉄道によると、県内外から約千人が参列。鈴木重敏社長があいさつし、ファン代表の大川浩範さん(54)=川崎市=が「これからも駅や会津鉄道を応援することで、らぶの思いに寄り添いたい」と別れの言葉を述べた。会津若松市から感謝状が贈られ、飼い主の小林美智子駅長らが献花した。らぶが永眠した午後0時56分には警笛が鳴らされ、参列者が静かに手を合わせた。

 いわき市から訪れた会社員矢吹優美子さん(45)は「らぶに会うたびに勇気をもらっていた。寂しくなるが、ゆっくり休んでほしい」と話した。

 らぶは、初代「ばす」の後を引き継ぎ、2015年に2代目名誉駅長に就任。乗客の見送りや巡回役を務める愛らしい姿を一目見ようと、県内外から多くのファンが訪れた。10月5日、慢性腎臓病のため息を引き取った。