「渡部恒三記念館」開所 玄関前に銅像も設置、功績をたたえる

 
テープカット・除幕で記念館の開所とブロンズ像のお披露目を祝う関係者

 元衆院副議長で通産相や厚生相を務めた故渡部恒三氏の功績を紹介する「渡部恒三記念館」が6日、会津若松市城東町の渡部氏の自宅を改装して開所した。玄関口には渡部氏のブロンズ像が設置され、併せて除幕式が行われた。

 ブロンズ像は、渡部氏が東京で出会った本県出身の金属加工業の社長が数十年前に作ったもの。当時、渡部氏が「生きているうちに銅像なんて作るもんじゃない」と話したため、日の目を見ずに保管されてきた。記念館の開所に合わせて玄関前に設置され、晴れてお披露目されることとなった。

 記念館には渡部氏が受けた叙勲や大臣就任時の任命書、海外を訪問した際に手土産として受け取った工芸品などを展示している。開館は水、土、日曜日の午前10時~午後4時。入場無料。場所は会津若松市城東町14の51。

 渡部恒三氏しのぶ 若松でお別れの会

 2020年8月23日に88歳で死去した渡部恒三氏のお別れの会が6日、会津若松市で開かれた。各界からの参列者が、渡部氏の人柄と功績を振り返った。

 瓜生信一郎県議が開式の辞を述べ、お別れの会発起人代表の佐藤雄平前知事が渡部氏の政治家人生を振り返り「(渡部氏の)生涯が会津、福島、政界にずっと語り継がれていけばいいなと思う」などと述べた。後援会・秘書会を代表して元磐梯町長の鈴木政英さんがあいさつした。川端達夫、平野博文両元衆院議員、玄葉光一郎衆院議員(福島3区)、内堀雅雄知事、室井照平会津若松市長がお別れの言葉を述べた。

 渡部氏の長男恒雄氏(笹川平和財団上席研究員)が「あらためて、渡部恒三の政治人生は多くの方に支えられてきたことが分かりました」と参列者に感謝の気持ちを表した。