復興学ぶ「福島学」発信 桜の聖母短大、国際女性会議関連開催

 
復興人材を育成する福島学について紹介する岡部さん

 政府が12月に東京都で開く国際女性会議「WAW!(ワウ!)2022」の関連イベントが6日、福島市の桜の聖母短大で開かれた。同大の学園祭「あかしや祭」の中で実施され、学生が来場者に東日本大震災後の復興の取り組みなどを学ぶ科目「福島学」について発信した。

 女性会議の周知などを目的に開かれている関連イベントの一つで、東北地方での開催は初めて。福島学では学生が県内被災地の住民との交流を通して復興への取り組みなどを提案しており、発表した同大学生会長の岡部真林さん(キャリア教養学科2年)は「今までの自分を見直すきっかけを与えてくれた。一人一人が社会的課題を意識することが大切だと学んだ」と語った。

 発表に先立ち、森雅子首相補佐官(自民、参院福島選挙区)が「子育ても仕事も男女一緒に活躍することで地域を盛り上げていく」と述べ、女性会議をPRした。森氏は岡部さんの発表を踏まえ、女性会議が開かれる都内会場に福島学を紹介するコーナーを設ける考えも示した。女性会議の有識者会合メンバーを務める福島市の石山純恵さん(クリフ代表)が同席した。