日東紡は増収増益 22年4~9月期連結決算、機能材事業が堅調 

 

 日東紡(福島市)が8日発表した2022年4~9月期連結決算は、売上高が470億3700万円(前年同期比14・5%増)、経常利益が62億500万円(同59・0%増)、純利益が74億7400万円(同219・1%増)の増収増益だった。

 主力のグラスファイバー事業部門のうち、機能材事業は高速大容量通信で使われる電子材料向けのスペシャルガラス・クロスの堅調な販売成長が続き、営業利益が26億6800万円(同88・3%増)に伸びた。原繊材事業は原燃料価格の高騰が影響し、営業利益が3億6800万円(同69・1%減)にとどまった。

 純利益は22年4~6月期にゴルフ練習場の跡地など固定資産を売却し、約30億円の特別利益を計上したため、前年同期と比べて大幅な増益となっている。

 このほか、通期の業績予想を下方修正し、経常利益を従来予想の80億円から66億円に引き下げた。円安が輸出でプラスに働いているが、エネルギー価格の高騰や世界経済の失速などマイナスの影響を考慮した。