クレハ最高益予想、23年3月期連結業績 コロナ禍から回復見込み

 

 いわき市に生産拠点を置くクレハ(東京都)は9日、2023年3月期連結業績予想について、売上高に当たる売上収益を100億円増の1900億円、営業利益を50億円増の270億円、当期利益を40億円増の200億円に上方修正した。達成されれば16年度に国際会計基準を導入して以来、最高益となる。

 原燃料価格高騰や半導体不足などのリスクがあるものの、コロナ禍からの緩やかな回復が見込まれることを踏まえた。リチウムイオン2次電池関連機器向けのフッ化ビニリデン樹脂を中心に売り上げが伸びた。

 22年4~9月期連結決算も発表し、売上収益が1017億5500万円(前年同期比28・7%増)、営業利益が167億3700万円(同47・3%増)、四半期利益が122億7800万円(同46・1%増)の増収増益となった。