双葉駅西住宅、工期遅れ 南エリア47戸、資材不足が影響

 

 福島県双葉町がJR双葉駅西側に整備を進めている駅西住宅のうち来年10月完成予定の南エリアの47戸の工期が、資材不足の影響で2024年5月にずれ込む見通しとなった。9日に双葉町役場で始まった町政懇談会で町が明らかにした。

 町によると、47戸のうち、20戸が入居を予定している。町は入居予定者に対し、予定通り来年10月までに整備される同住宅北エリアの空き物件への入居変更などの対応を取る方針。

 町政懇談会は、東京電力福島第1原発事故に伴う全町避難を経て、古里で開くのは震災後初めて。町民9人が参加した。町側は工期の遅れに関し、原油価格の高騰や新型コロナウイルスなどを背景に資材不足の影響が出たと説明した。

 駅西住宅は、集合住宅(タウンハウス)と戸建て住宅で構成され、北エリア(39戸)と南エリア(47戸)で段階的に計86戸が整備される。

 北エリアの25戸はすでに完成し、10月1日に第1次入居が始まった。