竹之下理事長、3選有力 福島医大・選考会議、候補者に選出

 

 来年3月に任期満了となる福島医大理事長の選考で、理事長選考会議は9日、理事長候補者に現職の竹之下誠一理事長・学長(71)=2期=を選出したと公示した。選考会議は別途、22日まで同大の役員ら10人以上の推薦を受けた候補者も募るが、関係者によると、東日本大震災後の復興支援や新型コロナウイルス感染症対応など竹之下氏の実績を評価する声があり、3選が有力視されている。

 同大の経営、教育研究の両審議会から推薦された候補適任者のうち、候補者選出に同意した竹之下氏だけが公示された。

 候補者選出は2段階あり、両審議会からの推薦のほか、同大の役員ら10人以上の推薦を受けた候補者も受け付ける。候補者が出そろった後、学内有資格者による意向投票の結果を経て、選考会議が来年1月中旬にも次期理事長を選出する。任期は来年4月1日から3年。

 2017(平成29)年から理事長・学長を務める竹之下氏は、県内地域医療の中核を担う同大のトップとして医療人材の育成などに尽力。新型コロナ対応を巡っては、同大を頂点とした医療体制の構築に取り組んできた。

 竹之下氏は鹿児島市出身。群馬大医学部卒。福島医大病院長、同大理事長特別補佐・先端臨床研究センター長などを歴任。理事長は学長を兼ねる。