大東銀行が増収減益 4~9月期、貸出金利息増など奏功

 

 大東銀行が11日発表した2022年4~9月期連結決算は、経常収益が65億4600万円(前年同期比2・7%増)、経常利益が15億4千万円(同16・0%増)、純利益が8億5600万円(同3・4%減)の増収減益となった。

 新型コロナウイルスに関連した資金繰り支援に加え、首都圏での住宅ローンの増加などで単体の貸出金残高は前期比207億円増の6579億円と過去最高を更新。貸出金利息の増加などに伴い、本業のもうけを示すコア業務純益(投資信託解約損益を除く)は前年同期比1億1600万円増の16億4400万円となった。減益は、課税所得の増加で税金費用が増えたことなどが要因という。

 物価高や新型コロナの影響で企業の経営環境が悪化する中で大きな不良債権はなく与信関連費用は800万円のマイナスとなった。

 郡山市の本店で記者会見した鈴木孝雄社長は「新型コロナの影響が広がれば費用は微増すると思うが、コントロールは利いており(想定より)大きくなることはないと考えている」と見通しを語った。

 通期の連結業績予想は経常収益125億円、経常利益19億円、純利益12億円を維持した。1株当たりの期末配当は30円を見込む。