いわき・豊間海岸で調査 13日「鳴き砂サミット」保全を発信

 
現地調査で鳴き砂の状態を確かめる参加者 =いわき市・豊間海岸

 きれいな砂浜の指標とされる鳴き砂の保全について広く発信する「2022全国鳴き砂サミットinいわき」は13日、いわき市のいわきワシントンホテル椿山荘で開かれる。全国の保全活動団体でつくる全国鳴砂ネットワークの主催、NPO法人いわき鳴き砂を守る会の共催。市内で開かれるのは3回目。

 開会に先立ち12日、同市の豊間海岸で鳴き砂の現地調査が行われた。参加した約30人が鳴き砂の現状を確かめ、保全活動の大切さを再認識した。

 いわき鳴き砂を守る会によると、市内の海岸の砂は全国的にも粒が細かく、高い音が出るという。参加者が手で砂を払うと、砂が「キュッ、キュッ」と音を鳴らした。桶田隆司理事長(63)は「かけがえのない自然遺産。サミットの開催をきっかけに海洋ごみの削減につなげ、鳴き砂を守り伝えていきたい」と意欲を語った。

 サミットでは、守る会の会員や福島高専の学生が鳴き砂の調査結果を報告し、東北大の原口強特任教授が津波と鳴き砂の関係について基調講演する。全国の鳴き砂を紹介する展示なども予定されている。時間は午前9時~正午。参加無料。