宇宙人、飯野に集合? 国内初「UFOフェス」、仮装で町行進

 
初開催の「UFOフェスティバル」で行進した宇宙人姿の参加者=12日午前、福島市飯野町

 未確認飛行物体(UFO)ファンが一堂に会する国内初めてのイベント「UFOフェスティバル2022」が12日、福島県福島市飯野町で始まった。初日は宇宙人仮装パレードが繰り広げられ、「UFOの里飯野」に襲来したユニークな姿の"宇宙人"たちが多くの来場者を楽しませた。13日まで。

 地元の「いいの街なか活性化委員会」が、地域づくりの拠点となっているUFOふれあい館の開館30周年を記念して企画した。

 手作りの仮装で宇宙人に扮(ふん)した参加者は、歩行者天国となった飯野町商店街を練り歩き、来場者と触れ合いながら一帯をミステリアスな雰囲気に包んだ。

 コンテストも行われ、館内にあるUFO研究所の所長でミステリー月刊情報誌「ムー」編集長の三上丈晴さんらが審査し、最高賞のUFO大賞など各賞を決めた。来場者全員で空に向かってUFOを呼び寄せる交信に挑み、宇宙やUFOのロマンに思いをはせた。

 友人とパレードに参加した東京都の会社員山本剛芳(たかよし)さん(43)は「UFOでまちおこしをする飯野町で独特なイベントを満喫することができた。来年も開催してほしい」と話した。最終日の13日は三上さんをガイドに「千貫森(せんがんもり)ミステリーツアー」が開かれる。時間は午前10時30分~午後3時30分。参加無料。問い合わせは活性化委の阿曽隆一プロジェクトリーダー(電話090・3366・9312)へ。

 千貫森とUFO関係、中田監督ら熱く考察

 UFOフェスティバルのトークイベントでは「UFOの伝説が今、明らかになる」をテーマに、三上さんと「リング」など数々のホラー映画を手がけてきた中田秀夫監督、お笑いタレントのエハラマサヒロさんがUFOや宇宙人の存在について熱いトークを展開した。

 三上さんはUFOの目撃情報が相次いでいるという千貫森に触れ「南米では火山の火口などにUFOが出現する。ピラミッド形の千貫森も、UFOが飛来しやすい環境が整っているのかもしれない」と推察した。

 中田監督は自身の映画製作に言及し「宇宙人などを題材にする際に、多くの人が想像している姿形とは違うものを表現することがある」と説明した。エハラさんは「宇宙人やUFOは昔よりも姿形が進化していると思う。未知の世界を想像すると楽しい」と語った。