処理水海洋放出、高校生の視点で議論 広野でハッピーロードの事業

 
初日の振り返りをする高校生

 東京電力福島第1原発で発生する処理水の海洋放出方針について、高校生の視点から議論するNPO法人ハッピーロードネット(広野町)の事業「ふくしま浜通り高校生会議2022」が12日、双葉郡で始まった。漁業関係者や大学教授らとの討論を通じて考えを深め、来年1月の報告会で意見を発表する。

 処理水の海洋放出問題を自分事として捉え、福島の将来について若者の視点から発信・提案してもらうのが狙い。県内の高校生12人が参加した。

 初日は第1原発を視察し、廃炉の進捗(しんちょく)状況や放出設備を確認した。Jヴィレッジでは1日の振り返りが行われ、高校生からは原発問題について「安全と頭で分かっていても安心にはつながらない」などの意見が出た。

 13日は、県漁連の野崎哲会長と福島大行政政策学類の今西一男教授の講話を聞き、討論した。