富岡町、準備宿泊期間中の転居補助へ

 

 富岡町は来春の避難指示解除後、早期に特定復興再生拠点区域(復興拠点)に帰還する住民への移転費用の一部補助制度について、準備宿泊の期間中に引っ越した人も対象に加える。14日の町議会全員協議会で方針を示した。

 補助は、東日本大震災発生時に町内に住民登録があった人で、避難指示解除後に復興拠点に移転、生活の本拠地とする場合が対象。引っ越し業者に支払った費用や引っ越しで使用した車両のレンタル費、不要な家財道具の処分費用を補助する予定だ。補助額や期間は検討中。町は2017(平成29)年の避難指示解除時も同様の制度を実施しており、領収書など引っ越しに関わる書類の保管を呼びかけている。

 町は25日から県内3カ所で開く復興拠点の避難指示解除に向けた町政懇談会で制度の詳細を説明する。復興拠点で進む整備や除染の進捗(しんちょく)状況、町内で行われている防犯パトロールの現状なども説明し、住民の帰還を促していく。