開成山公園内にカフェや大屋根...24年の利用開始目指す 郡山市

 
整備後の公園内のイメージ図(郡山市提供)

 郡山市は14日、パークPFI(公募設置管理制度)を活用して再整備する開成山公園とその周辺の公園の具体的な整備内容を発表した。新たにカフェや多目的スペース、雨天や猛暑に備えた大屋根などを設置する。来年度から工事を始め、市制施行100周年を迎える2024年4月の利用開始を目指す。パークPFIを活用した公園整備は翠ケ丘公園(須賀川市)に続き県内2例目。

 郡山市によると、事業対象は開成山公園の一部や開成二丁目公園、開拓公園、水・緑公園の12.89ヘクタール。約60台分の駐車場の増設やトイレの改修・新設、野外音楽堂の改修、自由広場の芝生化などを進める。

 施工は大和リース(大阪市)など郡山市内外5社でつくる共同事業体が公募で選ばれた。再整備後の公園の管理は指定管理者制度を活用し、43年まで同共同事業体に委託する。

 パークPFIは公募で選ばれた民間事業者が公園内に売店などを設置、運営し、収益を生み出しながら整備する制度。制度を活用することで、市は公園の利便性や魅力、防災機能の向上、財政負担の軽減につなげたい考えだ。市の計画では公園施設の整備に約7億円かかるが、パークPFIを活用することで国の補助を受けることも可能になり、財政負担は約3億1500万円まで縮小できるという。

 市は今後、共同事業体と具体的な整備内容を協議する。12月議会で指定管理者指定議案を上程し、議決後に基本協定を結ぶ。