障害物よけ、水中を歩行...避難方法を練習 福島「防災ウオーク備」

 
がれきが散乱した想定で、障害物をよけながら歩く練習をする参加者

 福島民友新聞社と県ウオーキング協会、日本ウオーキング協会は13日、災害発生時の避難に役立てる「防災ウオーク備(そなえ)in福島」を福島市吾妻地区で初開催した。

 「防災ウオーク備」は災害時に自力で避難する体力や知識などを身に付けるため、日本ウオーキング協会が3年前から東京都内で開いている。地方開催は初めてで、近隣住民ら約40人が参加した。

 「歩き方講座」では地面に散乱した障害物をよけたり、抵抗を受ける水中を歩いたりする方法を練習した。受講後は地域を速足で約3キロ歩き、避難に必要な体力を培った。消防署の指導の下、消火器訓練も行った。

 参加した福島市の大学教員佐藤美佳さん(58)は「実践的な歩き方を楽しみながら学べた。周りにも教えたい」と話した。

 日本ウオーキング協会の川野浩二事業推進部長は「命を守るためには歩くことが重要。福島を先駆けとし、活動を全国各地に広げたい」と語った。