福島県警「110番画像通報」3件 10月から試行、不明者発見

 

 県警は15日、110番通報者からスマートフォンで現場の映像や画像を送ってもらう新システムの運用状況を発表した。10月から試行運用しており、新システムを活用した通報が3件(10日現在)あった。内訳は交通事故関連1件、行方不明者に関する通報2件。いずれも当て逃げの摘発や行方不明者の発見につながったという。

 県警によると、当て逃げに関する通報では、当て逃げした車のナンバーや車種が分かる画像を送信してもらい、摘発に至った。口頭で伝えられた車のナンバーとは異なっていたため、新システムの有意性を示した。また、行方不明者に関する通報2件では、行方不明者の容姿や使用している車の画像を送ってもらい、発見につながった。

 担当者は「110番通報しようと焦り、記憶が曖昧になるケースもある。送ってもらった画像を合わせることでより正確な初動につながった」と分析している。

 県警は来年4月からの本格運用を予定している。坂上良寛地域部長は「県民の皆さんに周知いただくよう、広報啓発を図る」と話した。