内堀知事、復興進度応じた対応要望 3期目就任で国にあいさつ

 
秋葉復興相(左)と竹谷副大臣(右)に3期目の就任あいさつをする内堀知事

 内堀雅雄知事は15日、3期目就任あいさつのため秋葉賢也復興相、竹谷とし子復興副大臣と都内で会談し、東京電力福島第1原発事故に見舞われた地域の中でも復興の進み方の違いに応じた対応が必要との考えを改めて伝えた。原発事故に伴う帰還困難区域内の特定復興再生拠点区域(復興拠点)で避難指示が解除された双葉、大熊両町について「昼だけでなく、(人けのない)夜の姿も見てもらいたい」と強調した。

 内堀氏は各省庁を訪問し、大臣らと会談した。秋葉氏との会談は冒頭以外非公開。終了後に取材に応じた内堀氏は、知事選で夜の双葉郡内を巡った際、帰還困難区域が広く解除が遅かった地域は昼に人けがあっても夜はなかったとの印象を秋葉氏らに語ったとし、「大臣は昼間の姿は見ているが、昼間だけ見ていると違いが分からない部分もあるという話をすると、大きくうなずいていた」と明かした。

 内堀氏はこのほか、斉藤鉄夫国土交通相、野村哲郎農相、岡田直樹地方創生担当相、加藤勝信厚生労働相、太田房江経済産業副大臣らとも面会。内堀氏によると、このうち斉藤氏は「災害からの復旧・復興に国交相として、ぜひ力を尽くしたい。浜通りの道路網整備にも最大限しっかり取り組んでいく」と語った。野村氏は福島第1原発の処理水を巡るやりとりの中で「漁業者が未来に向かって希望を持って漁業に取り組むことができるよう頑張る」と応じたという。