感染2612人、病床使用70%超 県内5人死亡、コロナ第8波警戒

 

 県は16日、県内で新たに2612人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。病床使用率は73.9%となり、8月28日公表分以来、80日ぶりに70%を上回った。1日の感染者数は2日連続で2500人を超え、12日連続で前週の同じ曜日を上回るなど県内にも流行「第8波」が近づいており、県はインフルエンザとの同時流行への懸念も踏まえ、換気をはじめとする感染対策の徹底を呼びかけている。

 県によると今月に入りクラスター(感染者集団)は既に88件確認され、10月の35件を半月で上回っている。高齢者施設が42件と最も多く、介護施設が23件、医療機関が18件と続く。県は病床確保に向け、即応病床数の引き上げを進めているが、医療機関でのクラスターは医療従事者の不足にもつながることから、医療提供体制の確保を急いでいる。

 また県は16日、新型コロナに感染して県内の医療機関に入院していた60代女性1人と80代男性1人、90歳以上の男女3人の計5人が10月下旬までに亡くなったとも発表した。県内の死者は計324人となった。

 県内の感染確認は延べ23万3593人。重症2人を含む562人が入院しており、364人が宿泊療養している。2612人の医療機関の所在地別内訳は、郡山市529人、福島市356人、会津保健所管内318人、県中保健所管内289人、いわき市269人、県北保健所管内231人、県南保健所管内181人、相双保健所管内64人、南会津保健所管内9人。「県陽性者登録センター」は366人だった。