郡山・陰山建設が最優秀賞 DX大賞、ICT活用した実例紹介

 
建設現場の状況を共有できるアプリ「ビルモア」の画面

 東北経済産業局は16日、デジタル変革(DX)に挑戦する東北の企業を表彰する「TOHOKU DX大賞2022」を発表した。製品・サービス部門で、陰山建設(郡山市)が最優秀賞に輝いた。県内の企業が最優秀賞を受賞するのは初めて。

 陰山建設は「DXの力でより身近に、よりオープンに!建設現場を変える挑戦」をテーマに応募。地方の建設業で労働力不足が課題となる中、ICT(情報通信技術)を活用した施工やドローンを積極的に利用する実例を紹介した。

 また地元ITベンチャーと開発したアプリ「ビルディングモア(ビルモア)」で、建設会社と発注者が建設現場の状況をいつでもどこでも共有できる環境を実現した点も評価された。陰山正弘社長は「受賞に満足することなく、DXが当たり前になるように頑張っていきたい」と話した。

 DX大賞は、東北の企業のDX推進を目的に昨年度創設された。今回は48件の応募があり、製品・サービス、業務プロセス、支援の3部門でそれぞれ最優秀賞と優秀賞、選考委員会特別賞を決めた。表彰式は30日、仙台市で行われる。