次代につなぐ冬の味覚 楢葉特産「ユズ」収穫、酒やサイダーに

 
黄色く実り収穫の最盛期を迎えたユズ=16日午前、楢葉町

 楢葉町井出地区で黄色く実った冬の味覚「ユズ」の収穫作業が最盛期を迎えている。16日は町ユズ研究会会長の松本広行さん(67)が、約10アールの畑で実を一つずつ丁寧に収穫した。

 東京電力福島第1原発事故による避難を経て2016年に町の特産品を次世代に伝えようとユズの栽培が再開された。昨年は風評払拭を目的に有機JAS認証を取得したという。

 ユズは豊作の年と不作の年が交互になりやすいとされ、今年は収穫量が少ない年とされるが、昨年よりも多く実を付ける木もあり1日約120~200キロを収穫している。収穫したユズは「ゆず酒」やサイダーなどに加工される。