内堀知事「県内は第8波」 新型コロナが拡大、医療体制に負荷

 

 新型コロナウイルスの県内感染状況について、内堀雅雄知事は17日の県感染症対策本部員会議で、流行「第8波」に入ったとの認識を示した。県内では新たに2166人の感染が確認され、1日の感染者数が3日連続で2000人を超えるなど急拡大している。内堀知事は「救急搬送が厳しくなっている地域もあるなど医療提供体制への負荷が急速に高まっている」と述べ、救急車や救急外来の適正な利用を求めた。

 県内は今週に入り感染者数が2500人を超える日が続き、13日連続で前週の同じ曜日を上回っている。高齢者施設や医療機関でクラスター(感染者集団)が発生し、入院が必要な人が増加。陽性や濃厚接触者となって出勤できない医師や看護師も増え、救急搬送の困難事案(7~13日)は108件に上るなど医療負荷が高まっている。

 県はこうした状況を踏まえ、急を要する場合以外に救急車を呼んだり、検査のためだけに救急外来を受診したりすることを避けるよう求めている。内堀知事は「基本的な感染対策と、二次感染を広げない取り組みを徹底するとともに、医療機関を適正に利用してもらうことが重要だ」と強調。県アドバイザーの金光敬二福島医大教授は「特にリスクのある人は、人との接点をしばらく避けるような行動も必要と考えている」と述べた。