下郷大橋の技術「すごい」 初の一般公開、下郷中生40人が見学

 
下郷大橋を見学する生徒ら

 下郷町の国道118号小沼崎バイパスで建設が進む「下郷大橋」の見学会が18日、現地で開かれた。参加した下郷中1年生約40人が、橋を建設する意義や建設工法について理解を深めた。

 小沼崎バイパスは、会津若松市から南会津町を結ぶ会津縦貫南道路の一部を担い、阿賀川からの高さ約36メートル、長さ約342メートルの下郷大橋は本年度内の完成を予定している。18日の「土木の日」に合わせ、県南会津建設事務所と施工者の川田・安部日鋼・三立特定建設工事共同企業体が見学会を企画。初めて同橋の一般公開を行った。

 生徒たちは、橋近くの施設で同企業体の担当者から工事の概要や経過、橋で採用するアーチ橋の構造に関する説明を受け、アーチの長さが国内トップ10に入ることを知ると驚きの表情を見せた。またコンクリートを強化するプレストレストコンクリート(PC)の技術を小型の模型で体験した。

 生徒たちはバスで下郷大橋に移動し、橋の上から阿賀川や渓谷を眺めながら一往復した。橋名板には生徒の揮毫(きごう)が使われ、記念撮影も行われた。揮毫した星亜咲さんは「橋の建設は時間がかかり、すごい技術が使われていて驚いた。多くの人が訪れる橋になってほしい」と感想を述べた。