「少しずつでも返す」被告が弁償の意思示す 猪苗代湖ボート事故

 

 会津若松市の猪苗代湖で2020年9月、プレジャーボートで巻き込み、千葉県の児童ら3人を死傷させたとして、業務上過失致死傷罪に問われたいわき市、元会社役員佐藤剛被告(45)の第5回公判は21日、福島地裁(三浦隆昭裁判長)で開かれた。被告人質問で佐藤被告は被害者への被害弁償について「この先も働き、少しずつでも返す意思はある」と供述した。

 被告人質問では、被害者側の弁護士が佐藤被告が猪苗代湖を訪れた経緯や事故当時の状況などを尋ねた。

 公判では佐藤被告が▽現場の湖面に浮かぶ人の存在に気付くことができたか▽適切な見張りなどを行えば事故を回避できたかが主な争点となっている。

 次回公判は12月12日午後1時30分から、被害者の意見陳述などが行われる。