夏の暑さで甘さが増した...270個厳選「会津身不知柿」献上へ

 
献上される会津身不知柿の箱詰め作業=21日午前、会津若松市

 皇室に献上する会津身不知(みしらず)柿の箱詰め作業が21日、会津若松市で行われた。

 1928(昭和3)年に会津松平家から皇室に嫁いだ秩父宮妃勢津子さまのご成婚を祝い、同市の北御山生柿生産出荷組合が献上したのが始まり。戦時中は一時中断したが再開され、現在では県を通じて知事が献上している。

 今年は農家9軒が柿を持ち寄り、形や色づきの良い270個を厳選した。箱詰め作業では、県会津地方振興局の職員6人が柿をさらしで磨き、和紙で包んでネットをかけた後、丁寧に箱に詰めた。山内清則組合長によると、夏の暑さで日焼けした柿もあったが、糖度が上がり甘さが増したという。

 柿は22日に天皇、皇后両陛下や各宮家に届けられる。