福島駅近くでひき逃げ、69歳男性がはねられ死亡 未明の県道

 
死亡ひき逃げ事件現場で痕跡を捜す警察官=22日午前7時35分ごろ、福島市三河北町

 22日午前1時35分ごろ、福島市三河北町の県道で「人が倒れている」と付近を通りかかった男性から119番通報があった。福島署員が駆け付けたところ、同市笹木野字西原、無職の男性(69)が倒れており、約2時間後に搬送先の市内の病院で死亡した。死因は出血性ショックだった。男性や現場に車にはねられたような跡があったため、同署は死亡ひき逃げ事件として捜査している。

 同署によると、男性は発見時、車道上に倒れていたという。22日未明は濃霧で視界が悪かった。同署は、車が男性をはねてそのまま現場から走り去ったとみて、付近の防犯カメラの映像を解析するなどして車の特定を急いでいる。

 現場はJR福島駅から北西約500メートルの片側2車線の直線道路。近くにある十字路交差点の信号機は、午前0時~同5時は点滅していた。

 近所の50代男性は「ひき逃げ事件だとは思わなかった」と驚いた様子だった。現場近くにはショッピングセンターがあり、日中の交通量は多いが、男性によると、深夜には交通量が少なくなり「見通しの良い直線道路のため、車がスピードを出しやすい」という。