「鳥の目」から見た復興と変化 双葉・伝承館、企画展が始まる

 
被災地の復興と変化を鳥の目で見ることができる企画展

 東日本大震災・原子力災害伝承館(双葉町)で23日、企画展「地図と写真でみる東日本大震災」が始まった。会場の床には震災前後の東京電力福島第1原発周辺の巨大な空中写真が2枚敷かれ、地震と津波、原発事故の複合災害で被災地がどのように変容したのか、復興と変化を「鳥の目」で見ることができる。来年3月21日まで。

 床に設置された約3メートル四方の空中写真は、第1原発周辺の双葉、大熊両町の1975(昭和50)年と2018年の2枚で、第1原発や常磐道の変遷が分かる。

 このほか浪江町請戸地区や南相馬市鹿島区、中間貯蔵施設、須賀川市の藤沼ダム、郡山市のビッグパレットふくしま周辺など、明治期から現在までの空中写真や地図を展示している。第1原発の建設映像も上映しており、1階ホールには震災前の双葉、楢葉両町の大型模型を設置した。

 来年1月には相馬市の沿岸部の写真を2枚追加する予定。開館時間は午前9時~午後5時(最終入館は同4時半)。火曜日と年末年始の12月29日~来年1月3日は休館。観覧には常設展示室の入館料が必要。問い合わせは同館(電話0240・23・4402)へ。