明大、東大、早大が応援合戦!富岡にエール 震災前の合宿が縁

 
合同で富岡に熱いエールを送る3大学のメンバーら

 富岡町は23日、町のかつての恒例イベント「東京六大学応援合戦」を町内で開催した。参加大学による迫力の応援が会場に響き渡り、復興に向けて歩みを進める町や町民らにエールを届けた。

 富岡町内には合宿施設が充実しており、以前は「合宿の里」として多くの団体の合宿を誘致していた。六大学の応援団も夏休みに町内で合宿をしており、その縁から1994(平成6)年から2002年まで町内で応援合戦を開催してきた。19年の「桜まつり」でも行われ、今回は町民に懐かしさや富岡の魅力を改めて感じてもらい、帰還の促進につなげようと町の主催で開かれた。

 この日は明大、東大、早大が参加。楽器の演奏に合わせて各大学が第一応援歌やチャンスパターンメドレーなど、大学野球でおなじみの応援を披露した。会場の盛り上がりがピークとなったフィナーレでは、3大学が合同で「フレーフレー富岡!」と熱いエールを送った。

 20年前の応援合戦も訪れた相馬市の八巻一昭さん(75)は「昔を思い出した。若い人が真剣に取り組む姿は心に刺さる。人生の応援をしてもらった感じだ」と興奮気味に話した。