福島県、新型コロナ1355人感染確認 5人死亡、病床使用52.1%

 

 県は24日、県内で新たに1355人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。感染して県内の医療機関に入院していた5人が今月中旬までに死亡したとも公表し、県内での死者は計340人となった。

 亡くなったのは70代女性、80代女性、90歳以上の男女各1人、年代非公表の女性で、いずれも高齢者だという。重症1人を含む396人が入院しており、病床使用率は52.1%とレベル3(対策を強化すべきレベル)の水準にある。428人が宿泊療養している。

 内堀雅雄知事は24日の県感染症対策本部員会議で県内の感染状況について「新規陽性者が2日続けて3000人を上回るなど『第7波』のピーク時に近づいており、まさに『第8波』の中にある」と指摘。入院を必要とする人が増えているほか、陽性者や濃厚接触者となり出勤できない医師や看護師が増え、救急搬送が厳しくなっている地域があるなど「医療提供体制への負荷が一層高まっている」と危機感を示し、抗原定性検査キットでのセルフチェックや通常の診療時間内での受診に協力を求めた。これからの時期は「普段会わない人とも会う機会が増える」として、飲食時の感染対策の徹底なども呼びかけた。

 感染者延べ25万714人

 県内の感染確認数は延べ25万714人となった。1355人の医療機関の所在地別内訳は、郡山市201人、会津保健所管内175人、いわき市143人、福島市99人、県中保健所管内95人、相双保健所管内83人、県北保健所管内66人、県南保健所管内63人、南会津保健所管内はゼロ。「県陽性者登録センター」は430人だった。