CO2削減の取り組み紹介 大熊でゼロカーボンフェス

 
小型水素ボンベで走る燃料電池モデルカーで実験する参加者=17日午後、大熊町大川原

 二酸化炭素(CO2)排出実質ゼロを目指す「ゼロカーボン」を復興の軸とした町づくりを進める大熊町は17日、町役場前広場でゼロカーボンフェスティバルを開き、来場者がCO2削減に向けた施策や技術について理解を深めた。

 町は、町内に立地する東京電力福島第1原発で起きた事故の教訓から、化石燃料に頼らない脱炭素社会の実現に向けた取り組みを積極的に進めている。町内各所への再生可能エネルギー導入などで、2040年までのゼロカーボン達成も目標に掲げる。

 ステージでは、吉田淳町長と学び舎(や)ゆめの森の生徒、町民らによるトークイベントが開かれ、家庭ごみ減量によるCO2削減など、身近なことからできるゼロカーボンの取り組みについて発表。植樹も行われ、ゲストの俳優武田玲奈さん(いわき市出身)と吉田町長、子どもたちが町の木でもある「モミの木」の苗木を植樹し、環境や人に優しい町の実現を誓った。

 このほか会場では、電気自動車や小型水素ボンベで走るモデルカーを使って燃料電池車について学ぶ教室などが開かれた。