郡山の飲食店爆発、3社提訴 地裁郡山、保険会社など賠償請求

 

 郡山市の飲食店「しゃぶしゃぶ温野菜郡山新さくら通り店」で2020年7月に起きた爆発事故を巡り、共栄火災海上保険(東京都)と靴販売のチヨダ(同)が運営元の高島屋商店(いわき市)など3社に対し、被保険者に支払った保険金や休業損害など計約5640万円の損害賠償を求めて地裁郡山支部に提訴していたことが20日、分かった。提訴は3月3日付。

 高島屋商店以外の2社は、伊東石油(郡山市、ガス管所有者・ガス供給者)と郡山エルピーガス保安管理センター(同市、ガス管点検業者)。

 訴状によると、伊東石油と高島屋商店が共同して占有・管理していたガス管の腐食によるガス漏れによって爆発を引き起こしたとしている。同センターはガス管の保安業務を行っていたにもかかわらず、腐食の経過を見過ごしたとしている。

 共栄火災海上保険は爆発事故によって被害を受けたチヨダや被保険者3人、現場近くの料理店に保険金を支払った。チヨダは現場近くで運営する東京靴流通センター郡山新さくら通り店が事故発生日から20年12月3日までの間、休業を余儀なくされるなど損害が生じたという。

 被告側の3社は福島民友新聞社の取材に対していずれも「コメントは差し控える」などとしている。