若松で接種ミス、使用済み注射器針刺す 新型コロナ・ワクチン

 

 会津若松市は20日、新型コロナウイルスワクチンの接種を行う市内医療機関で、使用済みの注射器をほかの人に使うミスがあったと発表した。医師がこれから使う注射器と誤って使用済みの注射器を手に取り、中身を確認せずに針を刺した。現在のところ、健康被害は確認されていないという。

 市によると、この医療機関では、これから使用する注射器と、使用済みの空の注射器を別のトレーに置いていた。19日午前、医師が誤って使用済みの注射器を手に取り、中にワクチンが入っているか確認せずに針を刺した。接種医はすぐにミスに気付いて本人に謝罪し、改めてワクチン接種を行った上で、健康被害がないか確認するため血液検査を行った。市も同日午後、本人に謝罪して今後の健康観察について説明した。

 市は再発防止のため、使用済み注射器を速やかに廃棄することや、注射器にワクチンが入っているか目視で確認することを徹底するよう医療機関に注意喚起した。