ビジネス・デジタル学科新設へ いわき短大、専門性高い知識習得

 

 いわき短大は、デジタル分野の人材育成を目的とした新学科「ビジネス・デジタル専門職学科(仮称)」の新設に向け、準備を進めている。同短大を運営する学校法人昌平黌(いわき市)は今後、文部科学省に新学科の設置認可を申請し、数年後の開設を目指す。

 同法人は11月に新学科設置準備室を設置。IT分野など専門性の高い知識を習得する「専門職大学・短大」制度を利用した学科新設を目指している。今後、カリキュラムや教員の指導体制を調整していく。

 新学科は、経営の実務的なスキルやデジタル分野における人工知能(AI)などの情報技術の習得を目指し、DX(デジタル変革)を推進するデジタル人材を育成する。

 また浜通りの企業と連携して長期のインターンシップを行い、東日本大震災からの復興と、浜通りの経済発展に貢献する人材の輩出を目指す。

 新学科が開設されれば、幼児教育科との2学科体制になる。新学科の定員は40人とする方針だ。ただ全体の募集定員は現在の100人を維持する考えで、幼児教育科の定員削減を検討している。

 中村隆行副学長は福島民友新聞社の取材に対し「新学科で復興に貢献できる人材を輩出していきたい。一般の短大の中に専門職学科を設立する試みは国内で初となるのではないか」と話した。