ごみ処理有料化へ意見書 福島市、排出量未達成で「検討進める」

 

 検討が進む福島市のごみ処理有料化を巡り、市廃棄物減量等推進審議会は23日、市民会館で会議を開いた。市が3年間取り組んだ「ごみ減量大作戦」の結果、市民1人1日当たりのごみ排出量で目標の890グラム以下が達成できなかったことを踏まえ、ごみ処理有料化の導入への意見書をまとめた。

 意見書では「目標未達を受け、審議会として有料化に向けた検討を進める」とした。導入に向け▽市民の経済的負担が心配され、導入時期は災害、新型コロナウイルス禍、物価高騰の状況を見極めて判断▽導入までの期間や導入後もごみ減量の取り組みを創意工夫して継続―することに配慮が必要とした。

 審議会は2018年、ごみ排出量が3年間で目標を達成できない場合、ごみ処理の有料化はやむを得ないと市に答申した。市は19年からごみ減量大作戦を講じたが、目標未達だったため「有料化について社会情勢などを考慮して検討する」とした。審議会は来年1月下旬、市に意見書を提出する。