若元春が小結に昇進...兄弟三役誕生 大相撲初場所新番付発表

 
荒汐親方の断髪式で激しくぶつかり合う若隆景(左)と若元春=10月2日午後、両国国技館

 日本相撲協会は26日、大相撲初場所(来年1月8日初日・両国国技館)の新番付を発表し、若元春(29)=本名大波港、福島市出身、荒汐部屋=が小結に昇進した。昇進により同じ荒汐部屋で弟の関脇若隆景(28)=本名大波渥(あつし)=とともに兄弟同時三役となった。同協会によると、兄弟同時三役の誕生は1992(平成4)年春場所での関脇貴花田(貴乃花)、小結若花田(若乃花)以来31年ぶりになる。89年春場所誕生の関脇逆鉾(井筒親方)、関脇寺尾(錣山親方)と併せて史上3組目。

 若元春は2011年九州場所で初土俵を踏んだ。今年1月の初場所で新入幕を果たし、左四つを武器に今年6場所中5場所で勝ち越した。直近では前頭6枚目だった秋場所と、前頭4枚目で臨んだ九州場所の2場所連続で10勝を挙げ、安定した成績を収めた。弟の若隆景は昨年の名古屋場所で小結となり、三役に昇進。新関脇となって臨んだ今年の春場所で初優勝した。

 元小結若葉山を祖父に持ち、父政志さんも元力士という「大波3兄弟」の次男が若元春、三男が若隆景。長男は同じ荒汐部屋で幕下の若隆元(30)=本名大波渡(わたる)。