先端産業、身近に感じて 福島でイノベ構想セミナー

 
電気を使って水を水素と酸素に分解する仕組みを学ぶ参加者

 震災で被災した浜通りの産業復興の柱となる福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想について学ぶセミナーが25日、福島市で開かれた。福島イノベーション・コースト構想推進機構の主催。

 ロボットなどの先端産業を集積し、世界に誇れる産業都市を目指すイノベ構想を身近に感じてもらおうと開催。会場には、イノベ構想で注目されるドローンの操縦体験や腹腔(ふくくう)鏡手術、ロボットのプログラミングなどを体験できるコーナーのほか、空飛ぶクルマや月面探査車などを紹介するパネルが設置された。

 次世代エネルギーとして注目される水素について学ぶコーナーでは、子どもたちがモーターを回して発電し、水を水素と酸素に分解する仕組みを体験。二酸化炭素を排出せず水素を製造している福島水素エネルギー研究フィールド(浪江町)と同じ仕組みに触れた今出稀夕(きせき)さん(清水小6年)と心暖(こはる)さん(同3年)姉妹は「今まで水素に詳しくなかったが、未来に向けて必要なものだと分かって良かった」と話した。また会場では、福島大の鳴川哲也准教授が「理科ってどうして勉強するの?」と題して講話した。