「信頼回復に取り組む」 渡辺復興相、内堀福島県知事と会談

 

 渡辺博道復興相は28日、就任あいさつのために福島県庁を訪れ、内堀雅雄知事と会談した。秋葉賢也前復興相の更迭について「被災地の皆さんにご心配をかけ、おわびを申し上げる」と陳謝し、「信頼を回復できるように取り組んでいく」と述べた。

 27日に就任した渡辺氏は、岸田文雄首相から、福島国際研究教育機構の整備や避難指示が解除された地域への帰還促進などに関する指示があったと説明。「より一層、福島の復興を加速させる」と強調した。早期に東京電力福島第1原発事故による被災12市町村の首長らと面談する考えも示した。

 内堀知事は、▽信頼の再構築▽新復興相としての決意▽コロナ禍での現場主義―の3点を要望。「復興創生を前進できるように力を尽くしてほしい」と求めた。

 会談後、報道陣の取材に応じた渡辺氏は「復興は一時の間も空けてはいけない。今まで以上に被災地との連携を深めていく」と述べた。来春とされる福島第1原発の処理水海洋放出については「地域への説明と話を聞くことが大変重要。丁寧な形で進めていく」とした。